国技館で相撲を観たい!

会場に足を運んだことのない田舎者が、大相撲について思ったことなどを書いています。大相撲に関係ないこともあったりするかも。

初の上位挑戦の場所

 

先日行われた番付発表では、三役の力士が総入れ替えとなり、照ノ富士・隠岐の海が新関脇(照ノ富士は初めての三役)、玉鷲が新三役、妙義龍が返り三役で小結となりました。

若い力士が力をつけ上位に留まるようになる一方、下位に番付を落としていた実力者も戻ってきました。「荒れる春場所」という言葉があるように、上位は熾烈な争いが繰り広げられそうです。

そんななか、今場所上位初挑戦となる力士がいます。佐田の海です。新入幕の場所で敢闘賞を受賞し、史上初の親子揃っての新入幕三賞という記録を達成したことは記憶に新しいですよね。

彼の持ち味はなんと言っても、出足の良さでしょう。立合い、鋭く踏み込んでの一気の攻め。見ていて気持ちの良い相撲です。また、守勢に回っても反応が良く、相手の突っ張りに対してとったりで返したり、土俵際で体を入れ替えたりと巧みな技術を持っています。声援が少ないのが不思議なくらいです。

しかし、佐田の海には体が小さいという弱点があります。昨年平成26年の九州場所での対栃ノ心戦のように、大きい相手と胸が合うと苦しくなります。上位は体の大きい力士が多いので、頭をつけたり、両差しになったりして上手く相撲をとってほしいですね。

好きな力士の一人なので、一つでも多くの白星を重ねていって欲しいです。

 

カナダ出身力士が誕生! 

 

先日、カナダ人のブロディ・ヘンダーソンさんが錦戸部屋への入門が決定したというニュースがありました。カナダ出身力士は実に30年ぶりだそう。

身長201cm、体重150kgという立派な体格を持ち、元幕下も出場していたアメリカの相撲大会で優勝。なかなかの実力を持っています。

また、彼の強みは強さだけではありません。錦戸部屋の入門面接の際、自らの廻しを持参し稽古に参加するほどの強い熱意があります。親方もその様に心を打たれ、入門許可を即決断したという。

欧米出身力士は下半身の怪我が多いので、下半身をしっかり鍛えて欲しいですね。カナダ・アメリカとは環境も、力士のレベルも違うと思いますが、2年もすれば幕内で相撲をとっているかもしれませんね。

今後がとても楽しみです。