国技館で相撲を観たい!

会場に足を運んだことのない田舎者が、大相撲について思ったことなどを書いています。大相撲に関係ないこともあったりするかも。

年寄・鳴戸

 

琴欧洲が先日、年寄・鳴戸を襲名しました。これで琴欧洲は後進の指導に専念できるようになりました。

外国出身力士として最長の47場所を大関として務め、またヨーロッパ出身として初の幕内最高優勝を達成しましたが、現役時代は怪我の多く苦労の力士でした。こうした経験は弟子の指導に大いに活かせると思います。目標は自分を超える力士を育てることで、また、独立も前向きに考えているそうです。

 

ここからは個人的な考えになるのですが、私にとって鳴戸という年寄名跡は、稀勢の里の師匠である元横綱隆の里の印象が非常に強いです。私が大相撲を見るようになったきっかけが稀勢の里の取組であるため、また、先々代鳴戸親方稀勢の里の関係を考えると、個人的に鳴戸という名跡は、後に稀勢の里が襲名してほしいと思ってしまいます。もちろん、琴欧洲が相応しくないと言うつもりは全くありません。これからは裏方としての指導に頑張ってほしいです。

一方の稀勢の里は、現在、年寄・荒磯を所有しています。引退後も角界に残ることは間違いないでしょう。ただ、引退後ではなく現役の力士としてこれまで以上に活躍してほしいですね。私の中で一番優勝してほしい力士なので。