国技館で相撲を観たい!

会場に足を運んだことのない田舎者が、大相撲について思ったことなどを書いています。大相撲に関係ないこともあったりするかも。

台頭する若手力士

 

今朝、おはよう日本のスポーツコーナで場所前恒例のデーモン閣下の大相撲の見どころ解説がありました。今回取り上げたのは、デーモン閣下が将来の横綱候補と注目する若手力士、照ノ富士と輝でした。

いろいろ調べてみますと、この両力士、幕下時代に対戦経験があるようです。両力士とも四股名を改める前の平成25(2013)年春場所3日目。西幕下20枚目・若三勝 対 西幕下21枚目・達の一番は、寄り切りで若三勝の勝利だったそうです。

この場所、若三勝は5勝2敗と勝ち越し、その年の秋場所に十両へ昇進(同時に四股名を照ノ富士に改名)すると、その場所を優勝で飾ります。翌年の平成26(2014)年春場所では新入幕を果たしました。今場所は新関脇として、大関への足固めを狙います。

一方の達は、その対戦の場所は3勝4敗、翌場所も同じく3勝4敗と二場所連続で負け越してしまいます。しかし、東幕下44枚目まで番付を落とした名古屋場所から勝ち越しを続け、昨年平成26年九州場所十両に昇進(同時に四股名を輝に改名)。十両に上がってからは二場所連続で十両優勝を争う活躍です。今場所は幕内が見える東十両2枚目で十両優勝と新入幕を目指します。

この両力士に限らず、若い力士がここ数年で大きく成長してきています。同じ世代がいれば、周りには負けたくないと思い、努力を積んでいくでしょう。長らく平成生まれとして上位に挑戦し続けてきたのは髙安だけでしたが、現在、横綱大関陣から星をあげたことのある平成生まれの力士は5人となりました。まだ少ない印象もありますが、確実に若手は育ってきていると思います。春場所での彼らの活躍に期待しましょう。